スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

ジェネリック学振

 これまで私は日本学術振興会がやってる特別研究員(学振DC2)の申請に2回惨敗し、懲りずになんとかお金が欲しいと思い続けてきた。お金は研究でもらえる形になるのがいちばん嬉しいのだけど、もらえるお金の内容をああだこうだと言ってられる状況にはない。生活を続けるためにはお金が必要なのだ。さしせまった状況でないにしても、お金があって困ることはないだろう。さしせまった状況にならないために、できそうなことはいろいろやってきた。

 そのひとつは、投資だ。始めて4年目くらいになっていて、苦く渋い思いもしたし、口角が上がったりもした。投資だけで「ジェネリック学振」とまでは言えないけれど(学振は金額デカすぎるんじゃボケェイうらやましい)、今の生活が維持できる要因のひとつにはなった。投資ができなくなっても困りはしないが、あったほうがいい。なにかひとつに依存してしまわないように、いろいろご縁がいただけてきたと思う。ありがたい。これからも方法と選択肢はたくさん作って確保しておきたい。

 もちろん支出のことも考えた。2年前くらいに大学院で文章の指導を受けたときに、「ダウンサイジング」と教えてもらったのだけど、これが自分の生活にも役に立った。今の大学院に来てからは、以前に比べて自分の生活にだいぶお金がかからなくなったと思う。だけど今日も今日とてコメダ珈琲味噌カツパン(¥970)を食べながらキーボードを片手でタイピングしている。うまい。970円を上回る作業を私に課す。頼むぞ。

 

 ありがたいことに今年度は学振PDに申請できるようになり、学振の攻略本を読みながらどういうことをやっていきたいか考えている。私は今年度もなんとかしぶとくやっていってます。

 

仙台になりたい・5

 せり鍋を食べた翌日は、仙台をぶらぶら歩いてとくべつなことは何もしなかった。地下鉄に乗ってちょこちょこ移動したくらい。帰りのフェリー内では買えないと思われる食べ物を集めたりはした。フェリー内には売店があるみたいだけど、品ぞろえには限りがあるだろうし、なにより、「フェリー価格」での購入は避けたかったのだ。じっさい、フェリー内の売店で2Lの水を見てみたら1本260円だった(!)。すこし荷物ではあったが、最寄りのコンビニで2Lの水(110円)を買っておいてよかったと思った。ほかにもお菓子とか、存在は知っていたが食べたことのない「カレーメシ」を買ってみた。フェリーの中で食べるメシは基本的になんでもうまいからな。たしかにカレーメシはうまかった。京都に戻ってきてからも買ってみたくなるほどだった。

 ほかにも持ち込みたいものとして、牛乳があった。牛乳は寝る前に飲めるとありがたい。これで寝やすくなると私は思い込んでいる。ここ一年くらい睡眠状況が記録できているんだけど、正確な数値はうろ覚えではあるが、私は入眠にかかる時間が分布の88%より上位にいたくらいなんだ。全体の母数も知らないし、どこからそんなこと言ってんのかわからないけど、まあ悪くないデータだと思うことにしてほうっておいている。私は横になったら、気を失ってんじゃないんかってくらい入眠がはやい。

 そんなありがたい牛乳はフェリーの冷蔵庫に入れるまでに寒冷環境が保持できないと考えて持ち込みは断念し、フェリー内の売店で売られていることを祈ることにした。乳製品は怖いからな。こういった石橋は叩きもしない。安全に飲めるなら高くても買うし、べつにないならないで問題はないからな。なぜか強がってみてはいるが、かなり力を込めて祈りつつもフェリーの中の売店に行ってみると、200ml160円くらいで売ってた。嬉しくて2本買ったわい。自室で仙台の銘菓「萩の月」と合わせることができて、めちゃうまでした。

 今回のような牛乳の祈願に限らず、祈ることが多い年度だった気がする。できることを(徹底的に)やったら、あとはもう祈ることしかできないのだ。

 

 フェリーで過ごす時間はすごくよかった。船内で自前の回線では電波がないだろうと想定できていて、ネットがなくても作業できるデータを準備していた。「船窓を見ながら作業?」、するわけねえじゃん!

 ただフェリーに乗って、景色を見て、大浴場に入るなどして18時間くらい揺られて過ごした。天気がいいのも嬉しかったな。ランチバイキングでは食べすぎと船の揺れでかなりしんどい状態に陥ってしまい、後悔と反省をしてみたりもした。

 

船のデッキから

 使えたら嬉しいと思ってポケットWi-Fiを持ち込んでいたのだけど、航路との関係で船が日本列島から離れる度に通信が途切れた。フェリー内のWi-Fiも有料で使えたが、指定のエリアだけだったのでこれがなかなか不便だった。ポケットWi-Fiが使えないゾーンに入ると、指定のエリアに行って有料Wi-FiにつないでYouTubeを見ていた。

 

陸が近いと電波も入る

 

文鳥だと思っている

和室

 今回もコメダ珈琲でブログを書いている。はちみつアイスコーヒーがうまい。仙台日記はこれでおしまいです。なんやかんやあって、仙台には3泊してました。最近はあたたかくなったねえ。来年度もどうぞよろしくお願いします。

 

 

仙台になりたい・4

 せり鍋、ばかうまかった。

せり鍋



 仙台にせり鍋を食べるつもりで来た。だが現実はどうだ。ネットで調べて出てくるようなせり鍋を提供する有名店に電話をしてみても、「二か月先まで予約が~」とか「今日はいっぱいです~」などの返事だった。もうさ、どんなに有名でなくても、とくべつにうまくなくてもいいし、なんなら相場よりすこし高くてもいいから仙台でせり鍋が食べたいです。じゃないと、なんのために仙台まで来たのかわからなくなる。いやまあ仙台に来たのはフェリーに乗るためでもあったのだけど。

 

 仙台に来るまでの移動にけっこうお金はかかったので、仙台滞在中にできる目的はなるべく達成しておきたい。「せっかく〇〇したんだから~」などという考えと行動が嫌いな私ではあるが、せり鍋となると話はべつだ。仙台に行って、私たちはせり鍋を食べなくてはならない。もうこれはDNAにもかかわりかねないような、人間のプログラムなのだ。よくもまあ、こんなに文脈と外れた奇妙なことを書けているのも、しばらく前に読んだ小説の影響と久しぶりに来たコメダ珈琲のサンドイッチがうますぎるからだと思っている。

 この記事を書くとき、片手と口はサンドイッチを食べるのに使って、空いた片手でキーボード入力をしている。ふだん私は両手でキーボードを入力しているので、なかなか不便に感じる。時間はかかるが、片手でも入力できないことはない。

 

 去年に亡くなった慕っていた人が、「親指シフト」でパソコン入力していることを聞いていた。その親指シフトなら、片手は何かを書いたり食べたりしながら、空いた片手でスムーズにキーボード入力ができていたんじゃないか、などと考えたりしたことはよくある。じゃあ便利そうだから私も「親指シフト」覚えようかな、と思ったりもした。親指シフトの入力方法を知らないまま、調べないまま書いています。

 せっかく記事にも書くくらいですからいちおう調べてみたんですけど、「親指シフト」だから片手でスムーズに入力できるってわけじゃなさそうですね。実際どうなのかはやってみなきゃわからんですけども。

 

 仙台ではだめもとでせり鍋が食べれそうなお店にかたっぱしから電話をかけていると、5件目くらいでヒットした。店内に入るとたぶんすべて半個室になっていて、周りの音や声は聞こえるけど、視界は区切られているってやつだった。これはもう完全に、博多ラーメン店の一蘭がやってるような「味集中カウンター」といってもよかろう。すばらしいぞ。もっとやれ。

 

 せり鍋はこれまでのベスト(★)だと思ってしまうくらいばかうまかった。締めの雑炊もたまらんやばかった。この日は仙台で私がいちばんせり鍋だったと思う。

 

 注文するとき、せり鍋が二人前からでしか注文できないことをわかっていながらおずおずと「せり鍋は二人前からなんですね(小声)」と呟くと、おねえさんが「聞いてきます」と言ってくれるので、結果を待っているとくそありがたい答えを持ってきてくれた。声のトーンが上がってしまうのを抑えきれないままに深く感謝し、それで浮いたぶんのお金から普段は注文しないようなべつの高い食べ物を注文できた。仙台の地酒はうまかったし、目の前で炙ってくれる金華鯖もうまかった。

 

金華鯖

仙台・せり草庵

★釧路のラーメン・つぶ焼き

釧路・かど屋(2018)

 

★札幌のおにぎり

札幌・にぎりめし


★熱海で食べた金目鯛の煮つけ

熱海・こばやし

 

★長野の味噌汁

長野・バックドロップ

 

仙台になりたい・3

 仙台到着一日目は移動に疲れてしまってコンディションがまあよくなかった。タイミング悪く眼の調子も悪くなってしまったのだが、対応できる目薬は持ってきていない。困ったもんで、これがなかなか稀によく起こる。先月あった構想発表会の質疑応答中にもレンズを外したくらいだからな。「わざわざいま起きんなよ」と思いながら発表を終えて、眼が痛くてかなわないので質疑応答中にしゃがんでレンズを外した。質問を受けながら携帯をインカメラにして鏡代わりにし、机の上にレンズを外して、まるでなにもなかったかのように姿勢を戻して質問者に向かって回答を続けた。

 

 30年も生きてればタイミングが悪く重なることには慣れてくるし、どうにでもできるようになるわい。なんとか代わりになる成分を含む市販の目薬をネットで探してみて、だいたいの見当はついた。

 仙台のアーケード街(※)を予約したホテルに向かって歩きながら視界に入るドラッグストアに入り続けても探してる目薬は置いていない。なんかどうも薬剤師がいないと売れないらしい。おいおい、いま18:00だぞ。この時間でドラッグストアに薬剤師が残ってるもんだろうか。

 

※仙台のアーケードはYouTube動画にも出てくる。仙台の魅力のひとつらしい。2021年にこの動画を見てて、仙台に行きたい欲が高まっていたんだ。

仙台の魅力を「夜に駆ける」に乗せて歌ってみた【替え歌】 - YouTube

 

アーケード街



 

 これはもうどうしようもないか...と諦めつつ18:08に入ったドラッグストアには薬剤師さまがいて、探している目薬もあるという!ああ、なんて私は日ごろの行いがいいんだろう!ありがとうございます!

 

 アーケードを歩いていると牛タン屋はよく目に入ってきたけれど、せり鍋はそうでもなかった。それもやっかいなことにマップアプリで調べて見つけた「せり鍋提供店」のだいたいは、二人前からの注文になっている。私はせり鍋を食べに一人で来ているんだ。まあ二人分を食べれなくはないくらいの身体をしているが、正直一度に二人分食べるより、ほかのものも食べたい。べつにせり鍋は今日食べなくてもいいので、重要な決断(二人前を一人で食べるかを決めること)は明日の私に任せよう。今日はもう疲れたよ。明日は夜にせり鍋を食べるスケジュールで一日動けるんだからそれはそれで楽しみじゃないか。

 

 目薬をさしつつ晩飯に立ち食いそばを食べた。そばはほんと何度食べてもどこで食べてもうまいし、ワンコイン以内に収まることが多い。こういうのでいいんだよ。ホテルは一泊してみてとても部屋の感じがよかったので、仙台ではこのホテルに連泊することになった。寝る前に帰りのフェリーが運航しそうかどうか調べたり、明日何をしようかどこに行こうかざっくり考えたりもした。あとは目薬による眼の回復増進を祈りながら寝た。

 

しょうが天そば



 

 

 

 

仙台になりたい・2

 東京駅から仙台駅まで予約したグリーン席に乗り損ねた。くそがよ。救済措置で次の便くらいの自由席がある号車に乗ってみると、思いのほか空いていてとても助かった。まあそれもそうだろう。最短90分で行けるところを、120分かけて進もうとしてる新幹線なんだから。乗車客が少ないのはなんとなくわかる。みんな早いのがいいんだろう?

 だけどな、これは私にとってありがたいんだ。時間がかかっても周りの人は少ないほうがいい。予約したグリーン席と30分なんかいくらでもくれてやらぁ。

 

 仙台駅に着くと、8年くらい前に見た景色とだいたい一緒な気がしてテンションぶち上がった。岡山県から北海道まで青春18切符を使って往復したとき、仙台に寄っていたのだ。仙台駅の駅舎はなんかいいのよね、とても。周りに雪があると、なおいい。私は雪になじみのない民だから、車の運転とか作物などの被害を気にしなくていいというのもあるだろうよ。あと釧路駅の駅舎も大好きだ。

 

仙台駅・2024



 

 

釧路駅・2018



 そんな私でもいちおう雪が嫌になったことはある。私は香川に住んでいた2年間だけ車を運転していたのだけど、県を跨いだ調査で前入りしたとき、翌朝になるとドカ雪になってたんだ。控えめに絶望した。おいおい四国でこんなに雪は降らんだろうよ。だけど現実は車に雪が積もってるし、道路も雪まみれだ。事前にスタッドレスタイヤなんかつけてねえし、私は雪の中を運転したことがない。さらにここはなじみのない道路ときたもんだ。指定の場所まで60分ていど車が動かせるのかわからない状況で、よくもまあ無事でいられたと思う。

 それに宿泊したホテルも安価なボロ宿だったのでダニかなんか知らんけど目が覚めたら身体は痒いし、ろくでもねえ朝だったのは覚えている。あまりに動揺しすぎてなのか、雪の写真は撮ってなかったみたいだ。目的地に近い場所に辿りつけて安心したみたいで、時間調整のために寄った喫茶店のモーニングだけは撮ってあった。

モーニング

 

 

 閑話休題。仙台駅を出てホテルに向かおうとすると、まず空気がよかった。京都はただたださみぃんだけど、仙台とか北海道の空気は冷たく鋭い気がする。こういうのがいいんだよ。旅行に来たって感じがするな。ここから先を書いていたのだけど、操作ミスでけっこう消えてしまい、とても複雑なのでここまでにします。

 次回、「せり鍋の予約は1か月先まで埋まってる」です。私はそんな見通しを立てて仙台に来たんじゃねえんだよ。ネットでひっかかるようなお店に電話してみてもせり鍋はすごく人気があるようで、電話口からは「 」の回答だったのでした。

 

 

 

仙台になりたい・1

 フェリーで仙台に行ってきた。一日かけて名古屋から仙台に行くやつだ。フェリーの中で一泊するなんて最高じゃあないか。個室なら冷蔵庫・風呂・トイレ、ベッドorオフトゥンまであるんだぞ。予約は個室にしたからすこし費用が高くなったがな。まあそれはよい。個室タイプはベッドのある洋室かオフトゥンの和室かを選べたので、私は和室にした。

(利用を終えた今だから書けることなのだが、和室じゃなくて洋室にしたらよかった。なんでかって、フェリーの揺れと同時に和室の障子がカタカタとビートを刻んでたんだ。そんなもんフェリーは海でずっとどんぶらこしてるわけなんだから、障子の存在を聴覚でも常に感じられるってワケ。)

 

 よし、部屋の予約もできた。めちゃくちゃ楽しみだ。船窓から海や鳥を眺めながら作業するなんて最高なんじゃないか。鳥がいるかどうかは乗ってみないとわからんがな。高松――三ノ宮間のフェリーでは鳥をたくさん見たのを覚えているな。フェリーに大浴場があるのも楽しみだ。

(ちな、けっきょく旅中は一瞬も作業をしなかった。海はほんとにきれいだった。フェリーの中はずっとYouTube見てた。自宅や近所でできることを、旅先でするのが贅沢なんよね。仙台を歩いて、ひさしぶりに遊び呆けた。)

 

 なにより、寒いうちに仙台へ行きたかったんだよな。せり鍋が食べたいし、あるていど雪も降っててほしかったんよ。雪が降ってたほうが、気持ち的にせり鍋はおいしくなるもんな。明日の朝にコンビニへフェリー代金を振り込みに行こう。勝ったなガハハ。

 

 朝は眼の覚めたベッドの中で名古屋までの片道新幹線を予約し、名古屋港までの導線を確認してコンビニにフェリー代金を振り込みにいった。あとは今日一日かけて最低限の情報収集と着替えなどのフェリーに乗る準備をしよう。こういうのは支度とか旅程でどうしようか考えるだけで楽しいからさ。

 

 想像力豊かな皆様には既にフェリーの風景が浮かんできたことだろう。さっそくこれからフェリーに乗るまでと乗ったあとのことが書かれるはずだったんだぜ。そして、「フェリーで仙台に行ってきた」のタイトルになるのだ。

 

 じっさいは、「フェリーで仙台には行けず、(あまりに悔しいので)、仙台から名古屋にフェリーで帰ってきた。」になる。ここから、どうしてそうなったのかを書いていこう。

 

 コンビニで振り込みが完了した。もう私の勝ちである。入金完了の反映が遅いなと思いつつ昼に届いたメールは、「あなたが予約した便のフェリーは欠航になりました」だった。どな・いしろっちゅ・うねん。まあ、「波が荒くて転覆しちゃった、てへ。」よりかはいいので、安全第一なのはこちらとしてもありがたいのですよ。いのちをだいじに、でいこうぜ。無理して出航しなくてぜんぜんオッケーです。

 

 だがしかし日程的にここで仙台に行っておきたい。暖かくなる前に、まだ寒い時に仙台に行っておきたいんだ。私は寒い時にせり鍋が食べたいんだよ。大事なことだから何回でも書くぞ。

 

 それにまあいちおう、はじめての東北新幹線にも乗りたかったし。このタイミングを逃すわけにはいかなくて、京都から仙台は陸路で行くことにした。私が今年に入って書いた記事「パワープレイ」「万難を排して」のように、なにがあってもやりきらねばならんときがあるんだよ。大人だからな。

 

 そしてこれはもうラッキースケベならぬ、ラッキーハプニングである。東京に行く用ができてしまった。東北新幹線の乗り換えがあるからね。それならもう、往路は陸路で行ってよかったとまで思えるようにしてやるぜ。そのためには、東京で会うことのできるであろう先生に連絡するしかあるまい。そしてこれがまたありがたいことに、東北新幹線乗り換えのタイミングで先生とご飯に行けた。おいしかったねぇ。

 

 それでまあなんやかんやあってはじめて東北新幹線に乗ろうとしたのだけど、グリーン席を買っていたのに予約の便を乗り過ごしてしまった。乗車に間に合わなかったとかではなく、ホームの待合室にいたのに、だ。メールを返したり、考え事をしてたらこれだよ。「発車は15:20だから15:30と間違えないようにしなきゃな」と思いながら待合室に座ったのはなんだったんだよ。くそがよ。私が待合室のベンチを立ったのは15:26だよ。ばかがよ。

 

 駅員が教えてくれた「救済措置」を利用して、追加料金の要らない自由席に乗ることにした。もうこれはしゃあない。座れるのは自由席になるけど、東北新幹線ではあるので、目的は達成できているはずなのだ。それにお金のことを考えると、ハードコンタクトレンズを紛失するのに比べたら安いもんだ。しかしグリーン料金4,000円を無駄にしたのは悔やまれるな。これはほんとうにひどかった。しゃあない、しゃあない。

 

 まだ仙台に着いてねえよ。まあとにかくひさしぶりに楽しめた仙台旅でした。まだまだ書きたいことはたくさんあるので、「仙台になりたい」をナンバリングして楽しみをとっておくことにします。旅中は日記代わりに携帯でメモしてたので、読み返してブログにするのも楽しみです。続劇。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

万難を排して

 人前で喋るイベントが終わった。50分の間に嬉しいイレギュラーと嬉しくないイレギュラーが起こっていて、その瞬間に私の声は笑っていたと思うし、クソデカため息が出そうになったりもしたけれど、まあいつも通りにやりきったと思っているよ。

 

 私のイレギュラーは会場にとってもイレギュラーだったはずで、当の本人にはライブの演者のような緊張と興奮と心地よさがありました。壇上に立ったら誰もが演者ですもんね。私は音楽のライブをやったことないんですけど、もしかしたらあんな感じなんじゃないんかと思っています。

 結果は合格というか、パスできたようでした。準備とか応援してくださったみなさまがた、ありがとうございました。

 

 2月と3月はほどほどに作業して、年度末までに旅をやろうと思ってます。