友人や本からタイトルのワードを向けられることがあった。
本も一般的な物語であるにも関わらず、主人公の出身が集落であるためこのように書かれていた。
なんとなくわかる。私も生まれと育ちが田舎だ。
田舎あるあるでいうと、
無人販売所を続けることができる。
助け合いと繋がりがある。
他にもしまなみ海道を自転車で走ったとき、柑橘類の無人販売所があった。いいな。
農作物はおすそわけ。
財布を落としても警察に届かず、家まで持ってきてくれた。
関西育ちである先輩は、彼氏が島出身だったので挨拶へ行き、島には住めないと思ったそうだ。
島で暮らしていると誰が見てもお互いがわかる。
コミュニティが狭く深い。
プライベートがないように感じたそうだ。
なにかひとつイベントがあれば、島の人みんなが知っている。
良い話しも悪い話しも筒抜け。
関西に居たときに人間関係が心地よいと思ったことがある。
お互いが不要に人へ踏み込まない。
それは無関心から起こるものではないと感じていたので、関係ができるのは楽しかった。
今でも世話になった人はいるし、挨拶をしたりお酒も飲む。土地をひとりでよく歩く。
5\4(金)
自転車をこいでいると高校の同級生二人を見つけて声をかけた。
お互いが会う予定ではなかった。
私の所在を伝えていなかったし、相手の1人は名古屋で活躍していると聞いていたので驚いた。
そして混ざって飲んだ。よく飲んで食べた。
久々で楽しかった。8年ぶり。
家に帰って風呂に入ると寝ていた。
4時に風呂をあがってもう一度寝た。
いいGWだった。
この日に話した中では「小さな世界で生きている」なる言葉が出てきてたので、こんなタイトルもちょうどよかった。