スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

ナルコレプシーのはなし

まず、ナルコレプシーの紹介をしよう。



Ⅱ. ナルコレプシーの概略 (粥川)
ナルコレプシーの症候学的な基本的特徴は三つある。第一に耐え難い眠気あるいは居眠り発作が反復する状態が三ヵ月以上慢性的に持続していることである。思春期に多く発症するにもかかわらず確定診断まで数年要することが多く、患者の QOL は多大に障害される。第二には、強い情動的な刺激が加わった際に、がくんと力が抜ける発作=情動脱力発作が出現することである。第三には、眠りから目覚め、あるいは目覚めから眠りの変わり目にレム睡眠が先行して繰り返し出現することである。

日本睡眠学会http://www.jssr.jp/data/pdf/narcolepsy.pdf







(導入)


私は躍りやダンスを観ることが好きだ。
"セクシーショーのはなし"でもダンスへの思いを書いた。
https://kamoriv.hatenablog.jp/entry/2018/04/12/213400
するのも楽しいし、見るのも楽しいって最高じゃないか。
小・中・高校の時ではあるけれど、催しのダンスはめちゃくちゃ踊ったしすげぇ楽しかったのを覚えている。
なんか一体感とリズムがもう、いいよね。
合奏関係でも打楽器を担当したときのソロパートなんて震えた。楽しすぎたんよ。




そんな今では、キャンパス内でダンス部がたまに披露してくれている。
そのときは積極的に見に行っている。


そんな私ではあるが、ダンスのジャンルである「ロック」、「ガールズ」は覚えた。
・ロックは笑顔で踊ってくれてるのが最高。
衣装のズボンはロールアップされてたけど右足だったな。
黒人は左足をロールアップすることで、自分は武器を持っていないことをアピールするというルーツがあって今に定着しているそうだ。
なんかかっこいいしおしゃれやもんね。


・ガールズはなんかセクシー。
日本版ティンカーベルみたいな人がいた。うつくし。

・ロボットみたいなダンスはジャンルがわからないけどかっこよすぎる。
いつまでも見てられる。





(本題)

そしてダンスを見ていると、名前は「ナルコレプシー」です!!
なんて言って踊り始めていた。ダンスの名前なのか、グループの名前なのかわからんじゃないか。
名前と関係があったのかはわからないけれど、ダンスはとてもロックだった。すばやい。



息が抜けたのでそのあと研究室に戻り、教授に曲名なのかダンスの名前なのかに病名(ナルコレプシー)がついていたことを話すと「そういうのはよくないね、楽しんでするものじゃないよ」とのことだった。
私も激しく同意して、実際に患っている人たちの前で踊れるものではないと思っていた。
それは病と付き合っている人に対して、とても失礼にあたると思う。

病名や症状の普及・啓発のためにそういったアクティビティがなされることはあるかもしれないけれど、それが自分達の楽しみのためだけであるなら適当でないと感じた。
普及・啓発だとしても、私はこんなに悩んでいるのにどういう根性で歌やダンスにしてくれてんねん。
って感じるだろうな、と私は思う。
本人のことをなにか考えたの。
身内だけでするんだったらいいと思ったのかい。



ナルコレプシーについては私もそうなんじゃないかと疑ったことがある。
心配性なので。
高校生の時もよく寝ていた。
成人して車を運転している時、赤信号で停車している数秒の間に寝ていた。
身体に一切の不調はなかった。
免許返した方がいいのかと心配した。



あとは難しい話や講演会とかもよく寝てしまう。
眠たくないのに。
調子もいいのに。
ただ、これは私にとって興味のないことなんだな、という解釈ですべて解決した。
睡眠で回復した意識と体力を有意義に使っている。
なるほど、必要な睡眠だったのか。