スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

ステレオタイプのはなし

タイトルはどうやら"先入観"という意味らしい。

会に参加しようと思った。話を聞くのは息抜きになる。それが真面目じゃないものほど。

会の終わり頃に同期入学の方が壇上に向けてエッセイに関する質問をしていた。壇上からは「どこかに投稿するとよい」などの回答があった。質問者は日常で感じたことや気づいたことをメモしているように言った。

あっ、それ私もやってるわ。私のは感情的だったり、おもしろかったことや忘れたくないことを書いているので"同じだ"なんて考えるのは失礼なのだけれど。しかし、めちゃくちゃいい気づきをもらった。会の内容もヒントはたくさんあったけれど、エッセイに関する質問と回答が1番の収穫だった。嬉しくなって、会が終わった時にエッセイの質問した方へ話に行った。

私はこれからもどこかへヒントをもらいに行こうと思うし、話を聞いていきたいと思った。1人で考えていてもどうにもならないのである。みんなが知っているようなことを"である調"で書いているだけである。へへ。

そして、テーマを絞り今までに書いたブログ記事から要点だけを抜粋してエッセイを投稿しようと思った。

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授業が始まっている教室に入った。なにも喋らずに頭を下げながら。一通りの所作を済ませると座るべき席を探す。10畳くらいの教室はだいたい人で埋まっていた。着く席を考えていると授業をしている先生から「なにも喋らないのに面白いのはずるい」と言われる。そして適当に恐れ入りながら慌てて座る。慌てて座ったので、座るべき席を間違えたとすぐに気づく。移動しようか5秒くらい考えた末、諦めた。しかし、サイレントで笑いが取れたのは嬉しかったな。これは指摘してくれた先生のおかげだよな。ありがとうございます。芸とか演技、話術で起きる笑いは本当に上質なのです。人を貶すものではないので、とても気持ちよく笑ってます。

在学している大学には、大学院生専用の研究棟がある。本当に贅沢だと思う。厳かな感じがするけれど、全然そんなことはない。まあまあうるさいことが多い。今日6\7(金)は印刷をしようとして共有スペースでパソコンを触っていた。USBからデータを選び、印刷ボタンを押してプリント前にスタンバイする。なかなか出てこないな、怖いな、怖いな。挙動不審していると向かいで作業しているおねえさんがイヤホンを外して「そこのプリンタずっと壊れてるんですよ」と教えてくれた。本当にありがたかった。1人ではどうしようもないな。

おねえさんと呼ばれるお姉さんはどんな気持ちなのだろう。私末っ子なのだけれど、とか。育ってきた中でおねえさんと呼ばれる機会がなかったあるいは少なかった人が急に知らない他人からおねえさんと呼ばれる。

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教授会をしている隣で、指導をもらっていた。きゃっきゃ言いながら会をしているのが聴こえて、どんな会議してんねんと純粋に思った。そのあとゼミナールで先生と話す機会があったので「教授会あんな賑やかなんですね」と話すと、「ごめんごめん、聞こえた?」のような返事があった。すみません言葉に裏なんて全くなくて、もっと厳かなものかと思っていたのですという具合で適当に弁解する。あんな感じなんだけれど、こんなに働き心地がいいのは初めてだと教えてくれた。先生方を4月からの2ヶ月間だけ知っているからこそなんかいいな、と思った。

ーーーーーーーーー f:id:fusimiyuyuyuyu:20190608130140j:plain 観客同士の距離は指数法則によって成り立っており、秩序ある無秩序がある。 このくらいの距離感ってすごく嬉しい。