スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

みんな困ったときに備えてティッシュを蓄えている

コンビニで100円のアイスコーヒーを買って、電車に乗る。席に着き、背負っていたリュックを膝の上に置く。コーヒーを左手に持ってリュックの中にある本を取り出して読書を始める。1ページ進もうとした頃、リュックの上でコーヒーをこぼした。上手に持っていたんだけれど、うまいこと手が滑ってコーヒーがこぼれた。私は誰にも聞こえないくらいに「まじか」と口から漏れて、リュックに入れた気がするティッシュのことを思い出していた。

ナッツを携帯している私ではあるが、ポケットティッシュも携帯している。(ほかに布製のトートバッグも携帯している。)そのリュックは撥水機能を持った無印良品のものなので、こぼれたコーヒーは染み込むことはなく、茶色い液体のまま黒色のリュックの上に水たまりができている。コンビニで購入するアイスコーヒーにはミルクを入れているので、コーヒーは茶色くなっているのだ。

撥水リュック、すごいな。2980円+税。この商品は、利用者を1日に1回は見るんじゃないかと思うくらい普及している。こればかりは誰かと同じでも気にならない。背負いやすいし、軽いし、安いからな。収納もなかなかしてくれる。リュックの横に折りたたみ傘とか500mlのペットボトルを入れる穴がある所もニクいんだ。

ティッシュを思い出した私は、すでにこぼれたコーヒーの部分がさらに拡大してしまわないように、ゆっくりと、リュックのポケットからティッシュを取り出した。困ったときに、それで解決できるポケットティッシュがあるってすごいことだ。このときばかりはポケットティッシュが1つ100円だとしても高くない。決して安くはないけれど、困ったときは100円出してでも欲しい。

無料で配られるポケットティッシュをみんな欲しがるわけだ。先月チラシ配りをした際に、ポケットティッシュも渡してみると受け取ってくれる人が多かったんだ。みんな困ったときに備えてティッシュを蓄えている。