スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

ベントマン

ーーー20200107謹賀新年みなさま本年もよろしくお願い致します

ーーー20191231餅は餅屋で

餅屋で餅を買う。購入時に「そのままでも食べれますよう」と聞いた。その餅をリュックに入れて大学へ行き、猫プロにそのことを話す。食べるかどうかの確認をして、1つずつ食べてみる。

(内心、私はすごく食べたかった。だけど、1人で食べるために餅が入った袋を開けるほどではないと思っていた。だから、猫プロが食べると言ってくれてすごく嬉しかった。自分以外に袋を開ける理由ができたからだ。考えてみると、ここで私はお餅ハラスメントをしていたかもしれない。)

あんことか餡が入っていないただのお餅を食べたのは久しぶりだ。

残りを家に持ち帰り、おしるこにして食べた。明日の朝はこのお餅でお雑煮をするんだ。

京都には餅屋と豆腐屋が多いのだとラジオから聞いた。確かに家から大学までの通路に餅屋は何軒かある。どうやって行くかにもよるけど。

静謐の漢字。静謐の謐はなんの「謐」かわからないことを話す。

ーーー20200101コーヒー豆を挽いて溢す

朝からお雑煮を食べた。

静謐の「謐」は、あの「溢す」と似てる漢字のやつだよな。そんな例えは猫プロと話したときに口から出てこなかった。静謐の「謐」は、「溢」って漢字と実はあまり似てなかった。大きく見たら似てるけど小さく見たらあまり似てない。

「荻」と「萩」くらいなら、どう見ても似てる。

年始にお雑煮を食べ終えて、やるべき事をやった感があった。こんなことなら、もっと前からやっておけばよかった。

コーヒーを淹れよう。私は新年の朝からコーヒー豆を挽いて、溢した。なので朝から掃除機をかけた。新年はいつも通りの朝だった。私は15回に1回は挽いて粉状になったコーヒーを溢す。20回に1回という頻度を下回って初めてなかなか起こらないこととして認定されるはずなのだ。有意確率。5%。

ーーー嘘だけど。

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の概説を見る。

たくさんの言葉や場面を覚えている。高校生の時にこれを読んでいてよかったと思う。「名字+さん」が愛称だった友人に教えてもらった。

ーーー高速バスの窓から見る景色より電車の窓から見る景色

好きな空だった。カラッとした感じの。岐阜あたり。日が暮れそうだけどまだ明るくて薄い青色の。野原ばっかりで。

ーーー0102ベントマン

名古屋。外食屋さんはどこもひどい行列。お腹空いた。街中で弁当屋さんを見かけて立ち止まる。「「「ベントマン」」」

ベントマンはテイクアウトする感じのお弁当屋さんだ。誰も並んでない。嬉しい。ここにしよう。 私はどれを頼もうかとメニューを見ている。ベントマンは注目されていなかったはずが、すれ違う人たちがみな口々に「ベントマン」とわざわざ声に出してから通り過ぎて行く。みんなお腹空いてんだよな。みんなひどい行列を避けて、比較的空いてるお店を探してんだよな。

大学生の頃、「すがた弁当」通称"すが弁"がキャンバス近くにあり、「鳥めし」が有名でそれをよく頼んでいたことを思い出した。私はベントマンで鳥マヨ丼(マヨはタルタルソース)を注文した。私はマヨネーズは嫌いだが、タルタルソースは好きだ。

最近「マヨハラ」というアクションをしている活動家がいるらしい。私はその思想に激しく同意する。私の人生でもマヨネーズは要らないことが多い。七味マヨネーズとか、からしマヨネーズは好きだ。マヨネーズだけはツライ。

私はベントマンから弁当を受け取り、近くの公園のベンチに座って食べた。青空弁当。うまい。

よく考えたらベントマンの近くに「今にも注文しそうな人」が居なくってもそこの通路を通る人はみんな「ベントマン」って言っていたのかもしれないな。

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去年猫プロと話した「1つのアクションによって同じアクションをする人が増えていくこと」

ガラガラのベンチに座ったら、それから人が周りに座り出すこと。

自転車駐輪禁止区域に一台駐めてあって、そこなら駐めてもよいのかと思って駐輪する人が増え、まとめて撤去されること。これはざまあない。

赤信号だが、1人が歩くモーションをしたので、赤信号に気づいていない人が信号に渡り始めてしまうこと。

ーーー0103ビジネスホテル

朝食は昨日夜に餃子の王将でテイクアウトした2人前の餃子を電子レンジで温めて食べた。ビジネスホテルに宿泊して、その部屋にハンドソープと電子レンジがあったら私は小躍りする。その2つがあるだけでビジネスホテルのグレードがかなり上がる。電子レンジはなくてもいいので、ハンドソープがあるとすごい嬉しい。

なぜテイクアウトしておいたか。0102の朝は正月三が日なので飲食店は営業してないことが多かったのだ。営業していたところもあったけれど、われわれ消費者はみんな同じことを考えるので、朝からかなり混んでいた。そのこともあって2日の朝は朝食難民をやったので、2日の夜に「テイクアウト3日朝食餃子作戦」を決行したのだった。

そういう時にお店を営業してくれる従業員やアルバイトの方にはほんとうに頭が下がる。感謝しています。

ーーー2019年9月初旬か中旬くらい

その日は台風が近づいていた。家から出るべきではない。それでもドラッグストアの人は働いてくれていて、申し訳なくもあり、まじでありがたかった。気をつけて帰ってくださいね。お礼と一緒にそんな話をした。そんな事を話す私も無責任で失礼だと思った。

ーーー20200103箱根駅伝

朝に箱根駅伝を見た。マラソン中継を止めて、画面がCMになった。そして駅伝らしいCMが流れた。「なにか一生懸命になれるものを」みたいなCMだった。私はそのCMをずっと見ていた。

確かに、駅伝の走者たちは一生懸命の塊だな。そのCMが終わって、駅伝が中継されているのを見ていると、なんかいい感じだった。

そのこともあってか、帰りの電車内でまあまあひどいことを思い出した。

19歳の頃、付き合っていた人の家で駅伝を見ながら「俺は駅伝のなにが面白いのかわからない」と言った。チャンネルを変えて欲しい気持ちもなく、駅伝を見る人の気持ちがわからなかった。そもそもわかろうとしていなかったと思う。わかるわからない以前にいろいろひどかった。

誰にもできる(can)し、わかるだろうと思われることが私にはできない時期だった。それが今は全てできるようになっているわけではないが。

とくにこの時期が酷かった。私はひどいことを7単位くらい覚えているので、周りの人からしたら80単位くらいひどかったんだと思う。

自分のことはなかなか気づきにくいもので。謙虚に、気をつけていきたいです。

ホテルをチェックアウトして帰ることにした。帰りの電車に乗って、私は車窓を眺めている。見えるのは田舎のようで、田んぼや背の低い民家しかなくて、青空とか雲とかが目立つ。きれい。

電車に乗っているときに、よく振り返ることができる。それはすごく私の機嫌がいい時間だと思う。修士課程のとき、研究でかかわった人から「私も一生懸命になれるものを探します」みたいな言葉をかけてもらって、まあまあ引っかかっていた。そして、朝に見た駅伝のCMとつなかっていた。

関わることができた人たちにめちゃくちゃ感謝していて、すごく大切な2年間になった。そう感じていたし、今でもそう思う。多分、この先もなんじゃないかな。

2017年。博士課程に進むつもりはないけど、とりあえず大学院修士課程に行った。修士1年の終わり頃に博士課程に進みたいと思った。

もしかしたら私は一生懸命になれるものを見つけているのかもしれない。昔も今も嫌々やってることではなくて、自分の中で良いと思うことがあるから研究を続けている。考えて、選んでいた。

あっ。2019年末researchmapに登録しました。これを見ていただけると、私がやってることの大きなことがわかります。小さなことはわかりません。よろしくお願いします。

そうだ私は名古屋から帰りの電車に乗っていたんだった。停車駅に止まる。んん、ベントマンのことまだあまり知らないな。「私たち」はベントマンについて知らなければならない。ここでいう「私たち」というのは、このブログを読んでくれているあなたの事だ。

ベントマンについて調べてみる。名古屋チェーンみたいなことがわかった。ただ私が知らなかっただけでけっこう有名だった。すみませんでした。

自分の住んでいる地域にあるそれが、当たり前に全国展開しているものだと思うこと。岡山県だったら『天満屋』だったり。

自分の昔話を文章で消化できたということは、昔の自分が片付きつつある気がする。

ーーー0103みんなコンビニへ野菜を買いに行く

正月三が日はスーパーが空いてないのでコンビニに野菜を買いに行った。まあ、われわれ消費者はみんな考えることは同じだわな。3軒まわったけど、どのコンビニにも野菜はなかった。唯一の収穫は刻み葱1パックだった。私はそれを使って麻婆豆腐を作り、蕎麦にかけて、麻婆蕎麦にした。どちゃくそうまい。

実は2019年末に初めて麻婆豆腐を作ったのだった。私はこのブログで麻婆豆腐が好きだと言い続けてきたが、それを作るとなると特別な技法が求められて難しいので、初心者には作れないものだと思っていた。その貴重さが、私に麻婆豆腐をより好きにさせていたと思う。そんなところになぜか私は麻婆豆腐を作ろうとした。

C××KDOってすごいな。あれ、豆腐とあの液体だけで麻婆豆腐ができちゃうじゃないか。震撼した。う、うますぎる。

ーーー0104「とりあえず死なない程度にやっていこう」

漫画でこの言葉を読んだ。私もこんな感じで生きてる。私が初めて入職したとき、新入社員のレクリエーションで高知県出身の人がいた。その人はハキハキと高知弁を喋り、私たちは適当なグループワークをして、「死にゃあせん」っていうグループの答えを発表した。

時間が経った頃にどこかでは「生きてるだけで丸儲け」なんて言葉とか、「死ぬ気でやれよ、死なないから」なんて言葉があった。

ほんとにそうだろうか。人はすぐ死ぬぞ。死ぬとか死なないとか言ってるのは、小学生みたいだな。だから私は、ほどほどでいい。

ーーー0104違国日記

「違国日記」を読んで思い出した。

知っている人がそこにいるのにその人がどこかに行ってしまうこと。ライブハウスで音楽を聴いている時に友人はどこかに行った。話しかけられなくなった。その感覚はわかる。まあ、ライブで音楽を聴いてアーティストを見てるときに人と話なんてせんわな。私がまったく音楽に集中していないだけだ。

「親が亡くなった子」という情報が自分の思いに反して流されることで、みんながその子を「  」と見る。

私も今までに何度かそのことで怒ったことがある。他人のままでいいのに、必要のない情報が付されてしまい、勝手に理解されてしまうこと。人のことってほんとなかなかわからない。簡単に共感したり、わかってくるやつは少し警戒する。私はビビリなのでな。しかし、わかろうとすることはできるはずだ。

ーーー0104優しさハラスメント

私はその事を「優しさハラスメント」と名付けよう。「その優しさを受け入れられないなんてなんてやつなんだ」みたいなこと。

その優しさは、その人の基準で優しさになっているのか。その人の世間で通用する優しさになっているのか。

1回目なら天災みたいなものと処理して、取り繕ったり、やり過ごせるようになった。

「あなたのためを思ってやった」

ーーー0105お荷物でーす

電話口から聞こえた声に「丁寧だな」と思う。声もその人が普段喋る1,5倍くらい高い気がする。私はその人と1度も喋ったことないけど。

昨日朝に注文したトマトジュースがもう届いたのか。アマゾンプライム会員じゃないのにな。今年はいいことありそうだ。