スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

ワイ(29)、野鳥に襲撃される

 怖いとか、危ないとか、そういうのを感じる前にやられた。さすがハンターは仕事が早い。それはほんとうに一瞬の出来事で、死角から襲ってくるのだ。

 

 くそびっくりした。わけがわからなかった。食べているベーグルが衝撃とともに手から飛んでいき、私の感情はひどく揺れた。そのときも、そしてそれからしばらくかなり気分が悪かった。

 【襲撃】→→はぁ!?(驚き)→→まじかよ(怒り)→→私の手から血は出てないな(怒り)→→怪我が無くてよかった(怒り)→→帰るときにもうひとつベーグル買お(怒り)→→まずは地面のベーグルを拾ってからだな(怒り)

 

 地面に転がったベーグルをハンターがもう一度狙っているようだ。

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襲撃前

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襲撃後

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 一撃で仕留めろよ。標的を弱らせて捕らえるタイプなのかね君は。たしかにベーグルは私の手から離れて地面で原形をとどめていないけれど、私はまだ弱ってないからな。奴は私の8メートル上くらいを飛んでいる。ちょっと怖いけど腹立つ。ハンターは小鳥じゃなくて、カラスでもなくて、けっこう筋肉質な「鳥」だった。茶色の強そうな奴。

 まじいい加減にしろよ。私はまだ半分しか食べてなかったんだぞ。初めて来たお店で、テイクアウトのベーグル(540円)をハンターに食べられなくされた挙句、それが奴の食事になるのはどうも納得がいかない。まあ弱肉強食の世界だもんね。今回は完全に私の負けだよ。でもな?地面に落ちてもテメェにはやらんからな。地面に散らばったベーグル・チーズ・トマト・ベーコン・目玉焼きを拾って公園を離れました。立つ鳥跡を濁さず、とはよく言ったものです。私が立つ「鳥」になっちゃいました、ってね。くそが。

 

 そんなことがあり、フルーツタイプのベーグルをテイクアウトしながら帰っていると、何年か前に友人がカラスにパンをやられたというSNSの投稿を思い出した。そんなことあるんだな。