210904@某成城石井にて
20時。あとは家に帰るだけだ。簡単だね。なにか買って帰りたくなって、成城石井を射程に入れる。店内に入ると、ちょうど今から菓子パンのコーナーで割引きのシールを貼り始めてるっぽい。いいぞ。どんどんやれ。私は値段の安いのがまあまあ好きだけれど、安さが大事なのではなくて、安く買えるものを高く買ってしまうことが好きではないのだ。
私も過去にスーパーでアルバイトをした覚えがあるから、どのようにして、どのような基準で、食品に割引シールが貼られるかはわかるぞ。とはいってもアルバイトしたのは10年も前で、かつ地方のスーパーなので、成城石井の割引システムがどうなのかは知らないのだけどね。
紫いも蒸しパン(10%引きシールが貼ってもらえたver)
そんな背景もあったので、私はちょうど欲しいと思った紫いも蒸しパンが割引きの対象になっている気がした。翌日が消費期限のパンを持って、「すみません、これシール貼れますか?」と割引シールを持った店員に聞いてみた。
おそらく私の声に反応した店員は、私の手からパンを受け取るやいなやパッケージの両面を丁寧に見て、
「チーズは入っていませんよ」と返してくれた。
ーーー私は理解した。いま何が起きているのかを。
私がシールについて聞いた時、店員が蒸しパンのパッケージを丁寧に確認し始めたので、「「「あっこれ絶対伝わってないやつだ」」」と思っていたのだけど。その所作を終えた店員の口からはチーズについて回答があった。じっさいに私の予想は的中していたのだ。
その店員にとって私は、チーズについて聞いてきた奴になっている。
いやまてよ、むしろ私が「これチーズ入ってますか?」と聞いていたのかもしれない、、、。
いやでも私はチーズが食べれるし、むしろ好きな方なので、チーズを避けるための質問として自ら聞こうとすることはあるはずがない。だから明らかにチーズとは無縁そうな紫いも蒸しパンを持って「これチーズ入ってますか?」などと、ぶっとんだ質問はしないはずなのだ。やべーだろ。さすがにこれはチーズダイスじゃなくて、紫いもダイスな気がするだろ。そのうえで、チーズが入っているかどうか聞いているんだから、私は相当やべーことになる。聞かれた店員は恐怖でしかなかったろう。まじで申し訳ない。
まあでも私が「チーズが苦手そうな顔」をしているというのは、よくわかる。もしかしたらアレルギーがあるのかもしれないしね。だけど今や夏でもくそ暑いのにマスクをしているので、顔の上半分だけではチーズが苦手そうな顔をしているということを見抜くのは特殊な訓練をしている人でなければ容易ではないはずなのだ。
(もう夏も終わったのか。この記事を書いてたら、代引きの商品受け取りができた。嬉しい。このあと今日はどう過ごそうかな。天気がいいから布団なんか干しちゃって。)(届いた商品を見てみたら、頼んだものと商品の型番が違う。つらい。このお店で二年ぶり二回中二回目だ。かなりちゃんとした音楽系の専門店で、とても信頼しているのだけど。つらい。今回も電話して、商品の返送と正しいものを送りなおしてもらうことになった。つらい。)(前回は誤送のお詫びにイヤホンケースとペンをもらった。このイヤホンケースはたいへん重宝しています。)
シールとチーズの話を続けようか。
ここでかかわっているのは、私は声が絶望的に小さいということだ。私には、わかる。声が小さいと、こういうことがおこりうる。先日、猫プロに自分の声が小さいことについて話したら苦笑いしていたので、私の声はわりとマジで小さいんだと思う。それに加えてあまり滑舌がよくなく、そのうえマスクをしていて声が小さいのは、やばい。
チーズについて答えをもらった私は、申し訳なさそうな顔と声で店員に「すみませんこれ割引のシールが貼れるかどうか、、、」と言うと、わかってくれたようで、シールは貼ってもらえました。やったぜ。