スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

ゲストハウスのはなし

私は22歳の頃ゲストハウスに住みこんでアルバイトをしていた。


住み込むと宿泊費は無料。
月に22日ほど11-14時にホテル内の清掃とベッドメイキングをする。
空いた時間に珈琲屋でアルバイトをしていた。




きっかけは、直島のゲストハウスに宿泊した時に大学を休学して住み込んでいる人に会ったからである。


その時の私「いいなぁ、楽しそう。もし私が大学を休む必要ができたら、ゲストハウスで働いてみよっかな(心の声)」






















と思っているところに私の留年が決定した。
なかなかいいフリだったと思う。
私は芸人かもしれない。








(留年か、えぇ、、、、、ならやってみよう。)







目的のゲストハウスは当時の住まいと離れていたので、電話面接でよいとのこと。
早速電話し、住み込みが決定した。







同僚は中国、韓国、香港、台湾、マレーシア、アメリカ、オーストラリア、デンマークスウェーデン、ドイツ、イギリス、フランス、もちろん日本人などいろいろ居たので今では英語がなんとなくわかる。






「大人の遊びと働き方のはなし」
https://kamoriv.hatenablog.jp/entry/2018/04/09/200349
で国が違うと面白いと書いたように文化も違う。
住み込みはシェアハウスだったので、アメリカ、フランス、デンマーク、マレーシア人と同室で寝ていた。
6畳に3人。寝るだけの部屋。
入れ替わりがあったのでいろんな国。







共同生活においてこれだけはこたえた。




仏。


人にもよると思うんだけど、風呂にまで入らなくていいからシャワーを浴びてくれ。
たまにでいいから。
住み込み時は浴槽がないので私はシャワーを浴びるか銭湯に行っていた。銭湯が好きだ。








ゲストハウスの部屋の掃除(仕事)をしていると、チップを置いていてくれることがある。
日本にはチップの風習はないけど、気持ちが嬉しい。
あと、いろんな国の金貨をくれたりもした。
自国のカラフルなお菓子もくれた。
もらってばっかだな。





中国人と進撃の巨人を見た。
イギリス人と銭湯や散歩に行った。
デンマーク人の勤勉さに驚いた。
台湾人が母国料理を振る舞ってくれた。
「あなたは表情が多いから好きだ」と言ってくれたのはどうしようもないほど嬉しかった。







日本に住んで働いてる外国人に私が日本語で「そのコーヒー美味しそうですね」と言うと、
「いや、これ全然不味いんですよ」と返事があった。







毎日なにかしら面白い発見があった。