スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

ジェネリック学振

 これまで私は日本学術振興会がやってる特別研究員(学振DC2)の申請に2回惨敗し、懲りずになんとかお金が欲しいと思い続けてきた。お金は研究でもらえる形になるのがいちばん嬉しいのだけど、もらえるお金の内容をああだこうだと言ってられる状況にはない。生活を続けるためにはお金が必要なのだ。さしせまった状況でないにしても、お金があって困ることはないだろう。さしせまった状況にならないために、できそうなことはいろいろやってきた。

 そのひとつは、投資だ。始めて4年目くらいになっていて、苦く渋い思いもしたし、口角が上がったりもした。投資だけで「ジェネリック学振」とまでは言えないけれど(学振は金額デカすぎるんじゃボケェイうらやましい)、今の生活が維持できる要因のひとつにはなった。投資ができなくなっても困りはしないが、あったほうがいい。なにかひとつに依存してしまわないように、いろいろご縁がいただけてきたと思う。ありがたい。これからも方法と選択肢はたくさん作って確保しておきたい。

 もちろん支出のことも考えた。2年前くらいに大学院で文章の指導を受けたときに、「ダウンサイジング」と教えてもらったのだけど、これが自分の生活にも役に立った。今の大学院に来てからは、以前に比べて自分の生活にだいぶお金がかからなくなったと思う。だけど今日も今日とてコメダ珈琲味噌カツパン(¥970)を食べながらキーボードを片手でタイピングしている。うまい。970円を上回る作業を私に課す。頼むぞ。

 

 ありがたいことに今年度は学振PDに申請できるようになり、学振の攻略本を読みながらどういうことをやっていきたいか考えている。私は今年度もなんとかしぶとくやっていってます。