スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

仙台になりたい・5

 せり鍋を食べた翌日は、仙台をぶらぶら歩いてとくべつなことは何もしなかった。地下鉄に乗ってちょこちょこ移動したくらい。帰りのフェリー内では買えないと思われる食べ物を集めたりはした。フェリー内には売店があるみたいだけど、品ぞろえには限りがあるだろうし、なにより、「フェリー価格」での購入は避けたかったのだ。じっさい、フェリー内の売店で2Lの水を見てみたら1本260円だった(!)。すこし荷物ではあったが、最寄りのコンビニで2Lの水(110円)を買っておいてよかったと思った。ほかにもお菓子とか、存在は知っていたが食べたことのない「カレーメシ」を買ってみた。フェリーの中で食べるメシは基本的になんでもうまいからな。たしかにカレーメシはうまかった。京都に戻ってきてからも買ってみたくなるほどだった。

 ほかにも持ち込みたいものとして、牛乳があった。牛乳は寝る前に飲めるとありがたい。これで寝やすくなると私は思い込んでいる。ここ一年くらい睡眠状況が記録できているんだけど、正確な数値はうろ覚えではあるが、私は入眠にかかる時間が分布の88%より上位にいたくらいなんだ。全体の母数も知らないし、どこからそんなこと言ってんのかわからないけど、まあ悪くないデータだと思うことにしてほうっておいている。私は横になったら、気を失ってんじゃないんかってくらい入眠がはやい。

 そんなありがたい牛乳はフェリーの冷蔵庫に入れるまでに寒冷環境が保持できないと考えて持ち込みは断念し、フェリー内の売店で売られていることを祈ることにした。乳製品は怖いからな。こういった石橋は叩きもしない。安全に飲めるなら高くても買うし、べつにないならないで問題はないからな。なぜか強がってみてはいるが、かなり力を込めて祈りつつもフェリーの中の売店に行ってみると、200ml160円くらいで売ってた。嬉しくて2本買ったわい。自室で仙台の銘菓「萩の月」と合わせることができて、めちゃうまでした。

 今回のような牛乳の祈願に限らず、祈ることが多い年度だった気がする。できることを(徹底的に)やったら、あとはもう祈ることしかできないのだ。

 

 フェリーで過ごす時間はすごくよかった。船内で自前の回線では電波がないだろうと想定できていて、ネットがなくても作業できるデータを準備していた。「船窓を見ながら作業?」、するわけねえじゃん!

 ただフェリーに乗って、景色を見て、大浴場に入るなどして18時間くらい揺られて過ごした。天気がいいのも嬉しかったな。ランチバイキングでは食べすぎと船の揺れでかなりしんどい状態に陥ってしまい、後悔と反省をしてみたりもした。

 

船のデッキから

 使えたら嬉しいと思ってポケットWi-Fiを持ち込んでいたのだけど、航路との関係で船が日本列島から離れる度に通信が途切れた。フェリー内のWi-Fiも有料で使えたが、指定のエリアだけだったのでこれがなかなか不便だった。ポケットWi-Fiが使えないゾーンに入ると、指定のエリアに行って有料Wi-FiにつないでYouTubeを見ていた。

 

陸が近いと電波も入る

 

文鳥だと思っている

和室

 今回もコメダ珈琲でブログを書いている。はちみつアイスコーヒーがうまい。仙台日記はこれでおしまいです。なんやかんやあって、仙台には3泊してました。最近はあたたかくなったねえ。来年度もどうぞよろしくお願いします。