スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

仙台になりたい・2

 東京駅から仙台駅まで予約したグリーン席に乗り損ねた。くそがよ。救済措置で次の便くらいの自由席がある号車に乗ってみると、思いのほか空いていてとても助かった。まあそれもそうだろう。最短90分で行けるところを、120分かけて進もうとしてる新幹線なんだから。乗車客が少ないのはなんとなくわかる。みんな早いのがいいんだろう?

 だけどな、これは私にとってありがたいんだ。時間がかかっても周りの人は少ないほうがいい。予約したグリーン席と30分なんかいくらでもくれてやらぁ。

 

 仙台駅に着くと、8年くらい前に見た景色とだいたい一緒な気がしてテンションぶち上がった。岡山県から北海道まで青春18切符を使って往復したとき、仙台に寄っていたのだ。仙台駅の駅舎はなんかいいのよね、とても。周りに雪があると、なおいい。私は雪になじみのない民だから、車の運転とか作物などの被害を気にしなくていいというのもあるだろうよ。あと釧路駅の駅舎も大好きだ。

 

仙台駅・2024



 

 

釧路駅・2018



 そんな私でもいちおう雪が嫌になったことはある。私は香川に住んでいた2年間だけ車を運転していたのだけど、県を跨いだ調査で前入りしたとき、翌朝になるとドカ雪になってたんだ。控えめに絶望した。おいおい四国でこんなに雪は降らんだろうよ。だけど現実は車に雪が積もってるし、道路も雪まみれだ。事前にスタッドレスタイヤなんかつけてねえし、私は雪の中を運転したことがない。さらにここはなじみのない道路ときたもんだ。指定の場所まで60分ていど車が動かせるのかわからない状況で、よくもまあ無事でいられたと思う。

 それに宿泊したホテルも安価なボロ宿だったのでダニかなんか知らんけど目が覚めたら身体は痒いし、ろくでもねえ朝だったのは覚えている。あまりに動揺しすぎてなのか、雪の写真は撮ってなかったみたいだ。目的地に近い場所に辿りつけて安心したみたいで、時間調整のために寄った喫茶店のモーニングだけは撮ってあった。

モーニング

 

 

 閑話休題。仙台駅を出てホテルに向かおうとすると、まず空気がよかった。京都はただたださみぃんだけど、仙台とか北海道の空気は冷たく鋭い気がする。こういうのがいいんだよ。旅行に来たって感じがするな。ここから先を書いていたのだけど、操作ミスでけっこう消えてしまい、とても複雑なのでここまでにします。

 次回、「せり鍋の予約は1か月先まで埋まってる」です。私はそんな見通しを立てて仙台に来たんじゃねえんだよ。ネットでひっかかるようなお店に電話してみてもせり鍋はすごく人気があるようで、電話口からは「 」の回答だったのでした。