スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

セカンドハンドのはなしと服装について

服はセカンドハンドが多い。
今使っている洗濯機もリサイクル商品だ。
ほんとうにいい仕事してくれる。




古着だと人と被ることがない。
同じだと面白くない精神がある。
誰だって自分一人だけのものでありたいところはあるはずだ。



なので私は、
(あまりお金や時間も必要のない服装ならいけるだろう)
と思って古着を好んで買う。
ドンキホーテ・ドフラミンゴみたいな奇抜な格好をするわけでなく、UNIQLOZARAのように誰もが手の届きやすいデザインの古着を着ている。



そうしたらやっぱり私も周りと同じような服を着て生活している。
昆虫のように周囲に擬態している。私は無意識に。
これで私も原子爆弾が避けられる、わけではない。


最近読んだ本に出てきた、昆虫の話が好きな刑事の影響を受けている。
伊坂幸太郎:火星に住むつもりかい?


窮屈さを表すときの、
「犬小屋に軽四を押し込む感じ」
こだま:夫のちんぽが入らない



内容は1週間もすれば忘れる。
話の面白さはずっと残っている。





気分の問題。
似てても同じじゃなかったらいい。


ここではあたかも自分から古着を選んだように書いているが、自発的に見つけたものなんかではなくて友人の模倣だ。




温泉の脱衣所で同じボクサーパンツを履いている人を見たことがある。
(あなたもAmazonで買ったんですね。)
私より若かった。
ただ、面白かった。

下着はかまわん。
普段見えないので外出しても誰かと同じで困ることなんてほとんどないだろう。



セカンドハンドといいつつも、生デニムを買って履き続けたりもしている。
特別な加工はしないし、しようとしていないけどいいものだなあれは。
色褪せていくし、履きやすくもなる。




服装を考えるのは楽しい。
ある程度個性が作れる。
身なりで判断されることもある。



お店に入るときにドレスコードがあることもあった。
ハーフパンツ、サンダル、クロックス、スウェットは駄目だとかそんなものだけれど。



タイの露店でハーフパンツにTシャツ、サンダルのスタイルで買い物に行くと値段を吹っ掛けられたり、相手にされないこともあった。
同じ露店に襟つきのシャツで行くと値段は吹っ掛けられた。そんなもんよね。


この時はtoo expensive ばっかり言い返していたことを覚えている。
海外に出ると値段交渉ができるのも旅行の楽しみだ。