スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

筋肉は裏切らない

 タイトルからは、壮絶な裏切り体験を想起させる。お金の持ち逃げとか、事業の乗っ取りとか。他にも、持久走大会でスタート前に「いっしょに走ろっか!ツラいけど最後までがんばろうね☆」と励ましあっていた友人が、始まるやいなや眼の色を変えて見えないところまで行ってしまったり。

 

 こんなのは裏切り体験のテンプレートである。ありがたいことに私にはいっさい経験がない。しかし、もしかしたら私が加害の側に回ってしまっていたこともあるのかもしれない。自覚がないのは、こわい。書いていて思い出したのだけど、いっしょに~~しようね、が私はとんでもなく苦手だ。幼いころならありうることなのかもしれないのだけど、まあ幼いころでもたいへん迷惑なのだが、大人になっても経験する/したことがあった。いっしょにやっているからといって、みんなができていても/できていなくても、安心できるわけじゃないし慰めになるわけでもない。もちろん逆に自分ができなくて、みんなができることでも同様である。不安になることはないし気にする必要もない。

 

 タイトルにある「筋肉は裏切らない」は、どうやら筋トレガチ勢で使われる用語なようだ。というのも、このころ私は腹筋ローラーを購入して、日々「膝コロ」(※1)に勤しんでいるからである。「膝コロ」も筋トレの一種に入る。ちょうど今日、ジムに通っているという美容院のお姉さんに確認したから間違いない。先日SNSで、「伊之助」(※2)の格好をして腹筋ローラーをしているアカウントを見て、興味を持ってしまった。もはや筋トレというより、エンターテイメントになっている。伊之助に扮する膝コロ動画の中には犬も出てくるので、とてもよい。それで私もやってみたいと思って、腹筋ローラーをアマゾンで買った(1000円)。はじめてから3週間くらい経つのだけど、これがなかなかおもしろい。自分で上体をへこへこして腹筋するより、腹筋ローラーを使うのはめちゃくちゃ効率がいい。今では鏡でお腹を見るたびに、ほほぅ、となっている。めざましい変化ではないけれど、始める前がひどかったからね。少しでもスタイリッシュになってる気がしたら気持ちがいいのだ。

 

 ガチ勢という言葉の反対に、エンジョイ勢がある。かつて私はあらゆる分野でエンジョイ勢だったのだが、何かのプロでありたいと思って昨年12月からわりと真剣に始めていることがある。それがもうすぐ1年が経とうとしていて、ありがたいことに1年間の成果も出せそうだ。やっていくにつれてプロには相当な道のりはあると感じたけれど、今後も成果は出し続けていきたい。やっていくしかないのだ。それもあって、今月は成果の一部でモニターを買った。くそ、いい。画面でかい。快適。

 

 研究のほうも、また、インタビューもどんどんやっていきたい。

 

※1:膝コロが気になったら調べてみてくれよな。私が細かく書くより、わかりやすい動画とか文章がすぐに見つかるゾ。ちなみに私は膝コロの上位にある「立ちコロ」がまだできません。SNSの伊之助すごすぎ。

※2:鬼滅の刃に登場する猪のキャラクター。強い。フルネームは嘴平伊之助(はしびらいのすけ)