日曜日、大学が機械メンテナンスのために終日停電となった。
土曜と日曜は人が少ないから好んで利用していたのだけれどこればっかりは仕方がない。
なので今年度は行けていなかった、しまなみ海道を自転車で走ることにした。
前年度だと3回は走った。
やはりあの時間はいいぞ。
景色のこととか、人とぶつからないことだけを考えて自転車を操る時間。
あとは、すれ違うライダーに会釈したり挨拶をすること。
しまなみ海道を走ってるなって感じがする。
そして嬉しかったのが時速20kmで完走できたことだ。
走行時間3:31
走行距離71,62㎞
平均速度20,3㎞
サイクルコンピューターでは自転車を動かしていない時間が計測されないので、休憩時間を含むと4時間くらいだと思う。息抜けた。
有意義に時間を無駄に使っている気がする。
それはフルマラソンでも同じことが言える。
6時間の間、しんどい思いをして泣きそうな顔になりながら42㎞をひたすら走る。
今年度は2回フルマラソンを走れることが決定した。運良く当選したのだ。
友人の関係で保護司さんと知り合うことができた。
マイノリティに関わってくると思うので話を聞けることがとても楽しみである。
最近は性的少数者の研究をしている同年代の院生と友人になった。
TOKYOに友人が増えるのは嬉しい。
また遊びに行こうと思う。
所属する大学の話が聞けるのは面白い。
森の中にある大学とか、“丘の上のキャバクラ”と言われる大学のこととか。
新聞の記事で読んだのは、“80%は私立大学に行っている”現状を知った。
私も学部は私立大学へ行った。
国立に合格するような学力はなかったのだ。
大学院は国立大学に行っている。
選抜においてはセンター試験のようにいろんな分野の勉強ができなくたっていい。
やりたい研究内容とセンター程度の英語ができれば修士課程の試験には必要十分だと思う。
学部生時代に先生は「看護は学部なら国立でいい。私立に行きたいなら大学院からだ。」と話していた。
どこでも習えるような勉強なら高いお金を払って看護師にならなくてもいい。専門的なことがしたいなら大学院で私立に行けばいい、ということだったと思う。
国立大学に行って気づいたのは、環境が整っているということ。
特に授業料免除制度だ。
その恩恵にあずかって私は伸び伸びやっている。
海外遠征も奨励金があった。あげ。
さらに院生室がある。
文献データベースが整っている。
なんかセミナーをよく開催してくれている。
世話になった病棟の先輩が連絡をくれた。
どこかのタイミングで挨拶をしたいと思う。御恩と奉公。ユーモアの塊のような子煩悩のパッパだった。
時間が経ったな。やっていこう。
よく停滞するし、後退もするけれど方向は変わっていないと思う。
友人が作ったドキュメンタリーがアワードを受賞していた。
http://www.ctv.co.jp/misc/20171217bottle/
すげぇ。
私もなにか残せたら、と思う。
またキューバの話ができたらいいな。
マラソンのフィニッシャーTシャツを着て自転車に乗っていた。
電車に乗るため、輪行袋に自転車を入れようとしているとおっちゃんが話しかけてきた。
おっちゃんも同じようにツーリングをしたらしい。私と違う点はテントを携えていたそうだ。
野宿は猪と熊が怖いことを熱弁いただいた。
自転車をホームまで持ち込むと、おばちゃんが話しかけてきた。
「あんたマラソン走ったの?(中略)私ニューヨークマラソンに関わってるの。向こうに住んでるのよ。」
名刺をもらうと、向こうの旦那さんと結婚したことがわかった。
障害者のスポーツ関係者と縁ができた。
この出来事より前に、アダプティブスポーツのプレーヤーともご縁があった。介助犬を連れていた。
今回も「ご縁だからね」といってニューヨークおばちゃんはめちゃくちゃ手配してくれた。法人に所属しているらしい。グローバル。
これはニューヨークに行く動機ができたのでめちゃくちゃ嬉しい出来事だった。
私は今治からしまなみ海道を通って尾道、福山を通った帰りだった。
なのでお土産に持っていた“紅葉まんじゅう”をプレゼントした。
前にもこんなことあったぞ。
福岡からの帰り道に“通りもん”をエジプトへ行く人へ渡した。今はエジプトで楽しんでいるそうだ。その後、こども5人を連れた家族に5つ入った通りもんを渡す関係になった。
TOKYOで学んでいる看護の先駆者に会ったときにはとりあえず紅葉まんじゅうを持っていった。研究室で食べてくれたらしい。あげ。
活躍できる場が勝手に広がってくれるので本当に感謝している。ありがたすぎて笑える。
瀬戸内海は凪のように穏やかだと話をする。
私も激しく同意した。