スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

1年前の下書きを編集するやつ

 ブログの記事を管理している下書きのステータスには「1年前」って書いてあった。中身を確認してみたけれど、内容的に22か月くらい前な気がする。かなり2年前よりの1年前だろう。

 下書きには、コロナに関することが書いてあった。コロナの対策として、20時に飲食店が閉まるようなときもあったねぇ。店内飲食よりも、テイクアウトに重点が置かれるようになったときのこと。

 ほかにも、お肉券とかお魚券がもらえるみたいな。これの語感はすごく好きなんだけど(そのやり方はクソだと思っているし)、やっぱり、「現金ください」ってなる。やっぱりというか、私はいつでも「現金ください」って思ってる。

 

ーーー(編集した下書き)ーーー

 

 私は危機に陥った。あのとき私にすこしでも危機管理能力があれば、苦しい場面は避けれたはずなのだ。まあただの確認不足なんだけど。

  

 危機に陥った場面は以下。

 

 

 ビジネスホテルに泊まった。息抜きでよくやるやつ。20時過ぎ、ホテルの部屋でテレビを見ているとラーメンのメンマがピックアップされていた。見てしまった私は無性にラーメンが食べたくなった。ラーメンというより、メンマが食べたかった。もうこれは我慢ができない。ハンガーにかけた服をもう一度着て、ラーメンを食べに行こうとホテルから出た。近くのラーメン屋に向かって歩く。このあたりの地理はなんとなくわかる。ラーメン屋がどこにあるかはもうバレバレなんよ。目当ての店に着いたら、閉まっていた。えっ。ラーメン屋は23時閉店くらいが相場なはずですよ。もちろんニュースで知ってはいたけれど、20時以降ってまじで飲食店も閉まってんのな。すき屋とか松屋は開いてる。牛丼は好きだけど、いま食べたいのはそれじゃないんよ。メンマなんよ。困ったな。つらいな。

 

 20時以降の飲食店はテイクアウトだけやっているみたい。王将もそうだったし、またべつのラーメン屋もそうだった。店内で食べたかったけれどやってないならしかたがない。ホテルの部屋までラーメンを持ち帰って食べようと思い、店の中に入ってテイクアウトのラーメンをチャーシュー・メンマ増しで注文した。出来上がりを待っている間は席に案内してくれたので椅子に座って店内を見ていると、入り口近くのボックス席を私は覚えていた。9年前くらいの24時ごろに、ゲストハウスの先輩と同僚でラーメンを食べた席だ。これを書いているときに、気になってその写真を見直してみたら、撮影時刻は2014年5月20日23:50になっていた。どうして何年も前のことを時間まではっきり覚えていたかというと、この時期の私は23時ごろになると眠くて仕方がないのだが、先輩に誘われたものだからまあ行くしかなかったみたいな感じだったはずなのだ。

 

 注文していたものが出来上がったらお金を払ってラーメンを受け取り、その重さを感じながら、うきうきでホテルに戻った。ホテルに着くと、フロントでラーメンを「電子レンジで温める」お願いをした。

 温めてもらったラーメンを受け取り、自室に戻っていざラーメンの包装を破って食べようとしたら箸がなかった。あほk。いや、、、。持ち帰りの袋にも箸入ってねえし。すごい悲しみの混じった声が出た。つらすぎる。はよ食べんと麵が伸びてしまうやろがい。いやあ、、。きっつ。はぁきっつ。まあ私がラーメン受け取りのときに箸を付けてくれているか確認してないからな。しかたがないね。

 部屋のアメニティとして置いてある歯ブラシ2本を割り箸の代わりに使おうかと思った。それぐらい、慌てていたし早く食べようと必死だった。私は18時ごろ夕食は食べていたので晩飯としては2回目になるけれどお腹はすいていたし、なにより、買ったものがおいしい状態で食べられなくなることがいちばんつらいのだ。

 

 ダメもとでフロントに電話して、「購入した弁当に箸がついていなくて、、、(ここでは「購入したラーメン」と言うのが恥ずかしく、状況が伝わりにくいと思ったので「購入した弁当」と言いましたすみません)。割り箸とか予備であったりしませんか」と聞いてみたところ、あるらしく、しかも部屋まで持ってきてくれるというのだ。ありがとうございます!ホスピタリティ!神フロント!最上級のホテル!

 こういうことを書くと、「フロントの人がそう言ったとしても、それはさすがにお前が受け取りに行けよ」って炎上できそうな気はする。ほんとうにその通りだと思う。このときの私は、善意に甘えたんでしょう。

 

 箸を受け取り、ラーメンを食べました。やっぱりむちゃくちゃおいしかったです。ありがとうございました。