スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

ここしかねえよなぁ!

 私にしては元気のよい、勢いのあるタイトルになった。まあ誰にでも、たまにはこんなときだってあるでしょう。今回は、年に一回くらいしかないようなイベントに遭遇できて、勢いのままに乗っかったらとてもよかったですって話。ただ食事会に参加しただけなんですけどね。

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 ずっと気になっていた先生の講演が対面であるそうだ(けど、移動するのがだいぶめんどくさい)。ZOOMでもやってくれるらしい。そんなのZOOM参加しかないっしょ。そしてそれは、お金もかからないそうだ。

 

 私は知らないことが多すぎて、ピンポイントで話したい人なんて多くないんだけど。この先生はすごくおもしろい気がしている。研究分野は違っても、書いてること・発信していることがおもしろくて、どんな人なのか話がしてみたかった。その人と話して何かがわかるわけではないし、かわることだって多くはないと思うのだけど。これは「会ってみたい」、ってやつだったね。好奇心がすごかった。

 

 だけどわざわざこんなイベントがあるまで待たずとも、先生と私の間に共通する人はいると思うし(希望的観測)、繋げてもらえなくはないだろうと思う。だけど、まずもって繋げてもらうための理由がないし、そうまでして先生に辿りついたからといって私にできることはとくべつ思いつかないし、、、などと「しなくていい」理由ばかりを並べてなにもせずにおったのだ。

 

 そんなところ、その先生の講演エントリーフォームを見つけた。すぐにエントリーして、明日の講演時間を忘れないように、リマインダーアプリに入力して寝た。私は先生の書き物を見ておもしろいと思っていても、その先生が話してるとこだって見たことないし、どんな声なのかも知らない。動画を探せばどこかで見つけられそうな気がしなくはないけれど、動画でその先生を見てなんになるというのだ。そういうんじゃあないんだよ。

 

 講演を聞いて、「おお、こんな声でこんな喋り方をするのか」と思った。講演中にチャットで質問を送り、それにも回答がなされた。追加で聞きたいことがあったので(建前)・連絡をとる絶好のチャンスだったので(本音)、先生に「はじめまして」のメールを送ると、「夜に食事の集まりがあるので来るか?」という。そんなの!行くしか!!ないだろうよ!!!

 

 急いで支度しながら返事をし、現地に向かう電車の中でも返事をする。年に一回くらいのアクティブさだった。知らない人たちの集まりへ顔を出すのに力が要るのは言うまでもないね。だけど好奇心というかワクワクというか、そういうのが勝ってしまう。これがとてもいい気持ちだった。

 こんな行動を若者言葉にすると、「フッ軽」って表現になるらしい。フットワークが軽いんだな、私は。だってたまにマラソンもやってるもんな。すこしくらいポジティブな面で効果が出てこないと、「なんのためにマラソンやってんだ」ってなるわけですよ。

 

 食事の会では、おいしいご飯とお酒をいただきました。話もめちゃくちゃ面白かったです。

 

 私は基本的に自分の都合のいいように考える。なので、講演に対面で参加していたら、このような展開にはなっていなかったと思うことにしている。対面ではなくて、ZOOM参加にした選択は素晴らしかったと思うのよ。そのあとに、本音と建前を使ったメールを送ったこともな。

 

 数日後、同期の院生と回転寿司屋でお酒を飲みました。ありがたいねー。