スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

眼鏡のはなしと医療への思い

先日LCCを利用していた際に眼鏡のフレームが折れた。
眼鏡とLCCの関係はなかった。
眼鏡からしてもどうしてそのタイミングで折るのか不思議だったと思う。











眼鏡を服の胸ポケットにかけているなんて微塵も思っていなかった。
胸元から音が聞こえたときには飛行機内で「ええっ」と大きい声が出た。
胸元の音より大きかった。
私は動揺しやすい。
心臓系・呼吸器に疾患はない。












眼鏡は私から折りにいった。
だから声を出す以外は穏やかだった。
すぐに持ってきていたスペアの眼鏡と交換した。
誰が見ても眼鏡を自分で折った人には見えていなかったと思う。







4年間ほど使っていたフレームなのでそれなりに愛着があった。
眼鏡の引退が壊れるという形になってしまい、ほんとうに申し訳なく思う。









 


 


ここで眼鏡エピソードを。


・先輩夫婦とご飯に行ったとき、
奥さんから「眼鏡曲がっているよ」と言われていた。
私が「ちゃんと見えてるんですよ。もし彼氏が眼鏡曲がってたら嫌ですか?」と聞くと
「いやだ」と言うので、折れたのは丁度いいなと思ったところもある。







・積極的に眼鏡を新調する気はない。
時間もかかるしお金がかかる。後述。






・友人と温泉に行ったとき、湯船に眼鏡を投げ込まれたことがある。
見つける必要を話してすぐに捜索を始めたが、怒る必要もなければ眼鏡事情を知らない人が多いと思っていたので諦めていた。


フレームが熱に弱く曲がってしまうにも関わらず、温泉に入ってみると眼鏡をかけている人は多い。
みんな眼鏡曲げてるよ~☆




私は曲がってもよいやつを装着して入る。
もう矯正が十分にできない古いものだ。
眼が悪くなっていると改めて感じる。




   






・自転車に乗っていると羽虫がレンズに張り付く。



眼鏡エピソード終わり。








 

私は飲食店でアルバイトをしていたことがある。
人からお金をもらうのに手を抜いたものは提供しない。
お客様が神様という精神ではない。
お金はサービスと交換するものであってそこに人間関係はない。
その思いで生活をするし仕事をした。
いろんな人の仕事を見てきた。これからも。






19歳から眼鏡を使用している。
コンタクトレンズで私の眼は矯正できない。








時間がかかる点について
・病院に行き眼鏡の処方箋をもらう(診察から検査まで一日病院に拘束)、
・眼鏡屋さんでレンズ注文から受け取り(3週間ほどかかる)




お金がかかる点について
JINSzoffなどの格安眼鏡店では技術と費用の問題でレンズを作ることができない
・普通のレンズより高額
・格安フレームとレンズが対応していない
・病院で診察料がかかる
(紹介状がないと大きい病院では初診料をなかなかの額でとる)








そして眼鏡を新調しに行く。

大きな病院に行く。





それは小さな病院やクリニックでは正しく検査をしないからだ。
私は診断をもらうまで1年間は違和感を訴え続けていた。時間がかかった。
大きい病院でようやく異常を診断し、必要なレンズを作ることができた。



視能訓練士が時間をかけて調べてくれて、Drが診断しレンズの処方箋を出したのである。



信頼できる医療従事者。
ほんとうに感謝していて今もその視能訓練士にみてもらっている。


プロだなって思う。
手を抜いていない。






医学に関しては、いかに自分に合った医療従事者と会うことができるかだと思っている。
セカンドオピニオンでもそんな感じだと思う。



それは自分が患者になって看護師や専門職を見ていた時に思った。
そのあと、
自分が看護師になって患者を見ていても思う。







私が患者の時、看護師が他の患者と接している様子を見て笑ったことがある。
私が看護師の時、患者と接しているとそれを見ていた他の患者が笑っていた。






理由を聞きはしなかったけど、
「おもろいよな。もしかしたら同じ感覚だったんかな」と思うとどこか懐かしく嬉しかった。