スイカが好きなフリをする

博士後期課程D3/看護学/障害学/社会学/研究や旅行、日常で思ったことなどを楽しそうに書いています

手からケチャップの匂いがする

疲れた。あかん。疲れた。TAT。

これ顔文字じゃなくて、ティー、エー、ティーだから。

ポテト食べに行こう。私はハンバーガー屋にポテトを食べに行った。

9月、『街』を歩いていたらシェイクシャックが建っていた。いつからできていたんだ!どうして誰も教えてくれないのだ!お姉さんに聞いてみると今年度の4月から建っていたらしい。ほんまですか。

2年くらい前、東京でそれを食べた時に《もしかしたらこのハンバーガーは美味しいかもしれない。また食べに来よう。》と思っていたのだ。

繁華街みたいなところのことを『街』って言うのが恥ずかしい。そんななので「今から街、行こうぜ」なんて言ったことがない。やばみざわ。

私が高校生の頃、友人は「学校終わったら街行こうや」と話しかけてきた。私は街がどこのことを指しているのかわからなかった。

大学院生になって香川にいた頃、20くらい歳の離れたおじさんが「街のか?」と聞いてきた。「違います。」

その時にはだいたいわかってきていた。

同じく香川で知り合ってしまった人が「俺、街に住んでるよ☆」と話しかけてきた。興味ねえし聞いてねえよ。

2年くらい前、サンライズ出雲という寝台列車で日付が変わった頃に大阪を出発し、朝方東京に着いた。その東京遠征のタイミングでシェイクシャックのハンバーガーを食べて美味しかったことを覚えている。旅行と食べ物についてのエピソードは結びついて記憶に残りやすい気がする。

今は携帯のメモ機能を使って指をスワイプし、文字を入力している。左手で目を擦ると微かにケチャップの匂いがする。微かじゃないな。かなりケチャップだ。そうだ私は左手でポテトを食べ続けたんだ。ケチャップを避けてポテトを掴めばいいのだけど、そんな上手にケチャップをかけられないのだ。

シェイクシャックでは、井戸水を汲みあげるような装置を使ってポテトにケチャップとマスタードをかける。その作業を自分で行うと、ポテトがちょっと美味しくなった気になれる。『お上品』にポテトをケチャップとマスタードでディップするなんてことはなく、その装置からポテトに向かってそれぞれをぶちまける。なので、ケチャップまみれのポテトもできあがる。それを掴むと指にケチャップが付着した。

お上品。

香川にいた頃、先生に「まあ、お上品ですこと。」と伝えた。それ以降、大学で会うといつも「ごきげんよう🎵」と話しかけてくるようになった。あなた楽しんでいますよね。

石鹸で手を洗ったのにまだ匂いが残ってるってことだよな。スプーンやフォークは多分無いと思うから素手でポテトを食べている。ハンバーガー屋なので箸も無いと思うんだよな。