枕干しておいたよ

博士課程D1/看護学/障害学/社会学/看護研究、旅行、思うことなどを楽しそうに綴ります

人生で1番俊敏だった

何年か前、焼肉屋でホソを焼くときに店員から「一気に金網に載せないでくださいね。ホソには脂が多くて、火が上がっちゃうんで。」と注意をもらったことがあった。

天気のいい今日。いつもは行かない少しお高めのスーパーに行くと、150gくらいホソが売っていた。あっ、今年度まだ食べてないんだよな。家で焼いて食べよう、と思ってホソとコロッケを購入した。

家のガスコンロで私はスキレットを予熱する。熱で湯気が出始めたのを確認したら、ホソを7切れくらい並べた。

ホソを焼き始めて10秒くらいすると、スキレットの底面から15センチくらいの火柱が上がる。この火柱は私が起こしたのだよ、なんて思うより前にめちゃくちゃ慌てた。

あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば!!!!!!!!!!!!!!!!!

(なんとかしなきゃ!!!!!)

(火を切るんだっけ!)

ガスを切るためにダイヤルを回す。ガスコンロから『カチャッ』と音がして、「火を最大限に強くしましたよ♫」と教えてくれる。

違う、私がしたいのはそんなことじゃない。

私はその音を聞いて、脊髄反射のようにダイヤルを反対に回して火を消し(消えてくれてよかった)、ガス栓を閉めた。その後もしばらくスキレットの余熱でホソと脂がバチバチ鳴っていた。

27年間の人生で1番俊敏だったかもしれない。

普段の私は喋るのも遅いし、ご飯を食べるのも遅い。

私は火が怖くて消火器を常備している。先輩にもクリスマスプレゼントに消火器を渡した。「火が出ちゃって慌てたことがあるんだよ」みたいなことを話していたので消火器を渡したのであった。

どうして怖いかって。

高校生の頃、火柱に遭遇したからだ。

なにかがあってもなくっても、火の取り扱いで気をつけすぎることに悪いことは無い。

先輩が慌てたことに対して、いやいやいやいや。さすがに慌てんでしょう?とか内心思っていた。ましてや今の私には消火器も常備してあるし。

それが結果はどうだ。ものすごく、慌てた。

火力を増減するダイヤルを閉めるのではなく、最大解放してしまうくらいだ。なんて遊び心なんだろう。いい加減にしてほしい。

この出来事に対し、無理矢理よかった点を見つけようとするなら、私が消火のために水をかけてしまおうとしていないことだった。

これを読んだあなたが私のことを『どうしようもないやつだ』と思うころ、私もまた、私のことを『どうしようもないやつだ』と思っている。

注いだ春雨スープを零してしまって少し落ち込む。

ブログを書くためにこんな身体を張る必要はない。書くことなんて他にいくらでもあるんだ。このことは、今後ほんとうに気をつけないといけない。ずっと覚えていて、注意を続けないといけない。

その後はホソを焼いて出てきた脂を使って、蕎麦を焼いた。そしてにんにくと塩をふりかけ、黄身を乗せる。それはまるで人を駄目にする味がした。店を始めようと思った。

20190903家の外は危険だ。 https://kamoriv.hatenablog.jp/entry/2019/09/03/210000

今日の出来事から言えることは、家の中も危険だ。

じゃあ、どこにいればいいというのだ。